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高梁に来て3回目の松山踊り

かつての友人を思い出す

ゆるたび高梁へようこそ!
高梁に来て3回目の松山踊りを迎える。
学生時代、郷里の祭りに参加するため授業を休んで帰省する友人がいた。当時の私にはその気持ちがよく分からなかった。
祭りは楽しむものではあっても、学校を休んでまで参加するものなのか。
ところが高梁で松山踊りに間近に触れるようになって、その友人の気持ちが少し分かるようになった。

準備が進むと熱気が増してくる松山踊り

岡山県高梁市の伝統「備中たかはし松山踊り」は、毎年8月14日から3日間開催される。日付が決まっているので、分かりやすい。
盆の時期にまちの駅前通りが踊りの会場となる。
高梁に来て間もなく、松山踊りにまつわる面白い話をいくつも聞くことになった。
特に、準備が忙しくなるこの時期、松山踊りに本気で向き合う人たちから、熱のこもった話を聞く機会が増える。

歩道にある仕掛け

備中高梁駅前通りの歩道を見てみよう。直径15センチほどの小さな蓋が等間隔に並んでいる。
「松山おどり」と書かれた城のイラストが何とも可愛らしい。提灯柱を立てるための穴である。
松山踊りの日には柱が立つので、むしろ見ることが難しい。
気づかなかっただけで、このまちは一年中、松山踊りを迎える準備をしているようだ。

松山踊りの期間は見つけにくい可愛らしい蓋

踊りへの深い愛着

「前は朝まで踊りよったー」
お歳をめした高梁のかたからよく聞く松山踊りの話だ。
大らかな古き良き時代を懐かしむ声には、深い愛着と少しの名残り惜しさを感じる。
(実は今年、踊りの時間延長が話し合われ、実現する)
踊り方について真剣に議論になることもあると聞く。
祭りの外から見れば少し不思議な話だ。しかし、それだけ松山踊りが高梁の人にとって大切な存在なのだろう。

夕暮れと夜のはざまが美しい

夕立伝説

「松山踊りの3日間のうち、1回は夕立が降る」
そんな話も耳にした。
昨年は最終日のスタート前に猛烈な雨が降った。
集まった人たちは慌てる様子もなく、高梁の山を渡っていく雨雲を眺めながら雨宿りをしていた。
やがて、雨があがると虹が出た。
それを合図にしたかのように、松山踊りの最終日がスタートした。

夕立のあと虹がかかり踊りがスタート

絶え間なく祭りを支える音頭櫓

昨年の松山踊りで、私が最も気になったのは音頭櫓の上だった。
太鼓、音頭、三味線。
踊りの輪に目が向きがちだが、あの櫓の上では演者たちが絶え間なく祭りを支えている。
聞けば、祭りが始まると三味線部隊はほとんど櫓を離れないという。

交差点角の旧たばこ屋2階の有料休憩所から音頭櫓を眺める

有料休憩所「カフェおどりBAR」

会場の中心にある元たばこ店の2階では、今年も期間限定で「カフェおどりBAR」を開設する。
昨年は多くの人に利用していただいた。
音頭櫓の目の前なので、踊りだけでなく櫓の上で演奏する人たちの表情までよく見える。
松山踊りを少し違った視点で楽しみたい人にはおすすめの場所である。

事前予約ができる有料休憩所「カフェおどりBAR」

今年も高梁のもっとも熱い時期がやってくる。
松山踊りの輪だけでなく、その周辺にも目を向けながら楽しみたい。

岡山県立城南高等学校デザイン科の生徒の原画が松山踊りを支える

開催日時 令和8年8月14日(金)~16日(日)19:00~22:20
開催場所 備中高梁駅前大通り

高梁市観光協会ホームページ https://takahasikanko.or.jp/modules/takahashi/index.php?content_id=7

遠方からお越しの方へのツアープランはこちら↓

JR西日本グループ tabiwaトラベル https://www.nta.co.jp/jrodekakenet/plan/n/202607_matsuyamaodori.htm

天満屋トラベル おかやま満喫旅 https://www.tenmaya-travel.co.jp/enjoyment/1423/

カフェおどりBARのご予約 https://takahashi-okayama.jp/activity/1403